店長のおしゃべりBLOG

こだわり店主おすすめ!!



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パンジー&ビオラの入荷について(異常に長いです)

11月になりましたね。
皆様はきっとパンジー&ビオラの入荷を今か今かと首を長くして
待っていらっしゃることでしょう。
品種指定での入荷の問い合わせもたくさん頂いています。
でも、、、、ごめんなさい。お返事ができていません。
その理由を含め、ここでご説明しなきゃと思いながらも
目の前の仕事に追われてなかなか書けず。

入荷した苗はどんどんアップしていかないと、
お待ち下さっているお客様のためにも。

そんな訳で、前回10/17の店長ブログで、これからの入荷予定をざっくりお話しましたが、
今回は、さらに深く、パンジー&ビオラについて。

11月に入り、他店ではすでにパンジービオラの最盛期!?
最近では「もう完売したのですか?」という質問まで舞い込んできます。
そりゃそう〜ですよね。
まだパンジービオラを扱っていない花屋さんなんて・・・あり得ない。

入荷できない?
そんな訳ないです。

ちなみにこの写真は、よく仕入れに行く生産農家さん(卸の直売所)
10月19日の様子です。



一面にパンジー・ビオラが置かれています。



通路以外はびっしりと地面に置かれている苗のケース。
隙間がいっぱいありますね。
早朝から花屋さんがたくさん仕入れて帰られたのでしょう。10/19なのに。

全国津々浦々からあらゆる苗が集まる卸売市場も同様です。
10月からパンジービオラがたくさん並んでいます。

さすがに引きしまった株は少ないですが、
中には「これはいけるんじゃない!?」と思うものも。
一瞬、心が揺れそうになりますが、そこは経験と信念で抑えます。

10月下旬のある日、花屋さん同士のこんな声が聞こえてきました。
「いつまでも暑いねぇ〜。
パンジー・ビオラは1週間で、いや〜3日で伸びてしまうもんね。
あかんわ〜」

私は思うのです。
「じゃあ〜そんな早くパンジー・ビオラを仕入れなかったらいいのにー
なんで早く仕入れるの? 売れるから? それを買われたお客様はどうなるの?
売れていない苗が徒長するなら、売れた苗もお客様のお庭で徒長しているはず。
それっていいの〜?」と。

早く仕入れれば、確かに売れます。それは私もよ〜くわかっています。
早く売った者勝ち状態のガーデニング業界。なんかねぇ〜
波に乗らず頑固に販売しないでいたら、(乗り遅れたのではない!!)
お客様は他店で買われてしまう。

花苗を買って植えてしまうと、普通は次の植え替え時まで買わない。
そこが食品などと違って厳しいところ。、
徒長していることを知ってらっしゃるのかどうか・・・
世間にはびょ〜んびょ〜んのパンジーやビオラが溢れています。
もしかして、これが普通だと思っていらっしゃる!?

ガーデニング業界、パンジー・ビオラは、他店で買ってしまわれる前に
売ってしまわないと売れないーという空気が充満しているんです。
たとえそれが時季的に早すぎるとわかっていても。
いえ、絶対みなさん解っています。
残念なことに、ネットショップの販売時季もそれを助長しています。

この事はネットショップ風散歩を始める前から、ずっーと
頭の痛い問題で悩んできました。

少しでも良い苗をベストタイミングで提供するためにと入荷を遅らせていたのに、
入荷した頃にはもう売れないんですよね。
あれだけ入荷の問い合わせがあったのに、なぜ???

風散歩では、徒長した苗をお送りすることはどうしてもできません。
徒長してしまったら、販売をストップ。
切り戻して肥料をやって日光に当てて栽培し直します。
そして花芽がついてきたら再販売。
「そんな事をしていたらお商売にならないでしょう!?」
とよく言われます。ごもっともです。

最近は12月も暖かいですので、切り戻したビオラは約1か月で
花芽をつけるようになります。入荷時よりも明らかにボリュームアップした
良株になります。
でもね〜12月になると卸売市場や生産農家さんに並ぶ苗も見違えるほど
良品になっているんですよ。
早く売りたくて、早く仕入れた。
なのに、すぐに徒長してしまって販売をストップ。
早く入れた意味があるんだろうか?
買って下さったお客様のところで徒長してないかな〜?

ある年の11月3日文化の日。
昼間でも冬物のジャンパーを着こまないと寒い日でした。
(今年よりはるかに寒かったです)
パンジー・ビオラのシーズン到来!!
とっても良い苗を作られている生産農家さん(直売所)の所へ
仕入れに行きました。高速道路で片道2時間かけて。
ちょっとした旅気分ですね。
期待以上の良株に感激し、可能な限りトラックに満載して帰ってきました。
柔らかいふにゃふにゃの葉なんてありません。
根元からがっちりした株。よく分枝しているので、1株に花芽もたくさん
ついている株を入荷できて大満足。
ところが、その後、また大阪の気温が上がります。
昼間にジャンパーはいらない。
その超良株でさえも、1週間で少し伸び気味に。
2週間で切り戻したくなるものも。
色(品種)によって違うのですが・・・


人気色(品種)は先に完売してしまうーと言われて
慌てて仕入れに行ったんですが、
あと1週間〜2週間待つべきだった。
これが教訓です。


そう〜どれだけがっちりした苗でも、気温が高くなると伸びてしまうのです。

当店のように丸一日日光の当たる場所で、かつ苗と苗がくっつかないように
十分な間隔をあけて管理していてもーです。
ホームセンターの屋根のある売り場やお花屋さんの店先に置いてたら、
すぐにびょ〜んびょ〜んになっているのは当然です。
近所のホームセンターに買い物に行くと、否が応でも必ず花苗売り場を通ることになるので、
「こんな苗を買う人がいるのかな〜これどうするんだろ!?」といつも不思議に思うんですよ。


当店の仕入れもお客様が買われるのも一緒。
徒長しなくなった時季にがっちりボリュームのある苗を買うのが
一番なんです。

以前、趣味の園芸でも
「伸びてしまったパンジー・ビオラは切り戻しましょう」と
説明されていました。
ちなみに、本格的な寒さが到来する前、11月中に切り戻して
いたビオラは、12月下旬から咲く可能性がありますが、
それ以降に切り戻した場合、冬の間は咲かず3月頃から咲く事に
なります。
特にパンジーはなかなか咲かないです。


当店が試行錯誤した結果、行き着いたのは、
ビオラは11月初旬以降にボリュームのある株、がっちりした株を厳選して
入荷する。
入荷する条件は、がっちりした株でよく分枝して花芽が複数。
その条件をクリアした中で、欲しい色、品種を探します。
欲しい色、品種で探すと、どうしても基準が甘くなって失敗してしまいがち。

パンジーについても同じことが言えるのですが、
パンジーはビオラよりも花が大きいだけあって、良株の選定条件が若干
異なります。「よく分枝していて花芽いっぱい」という苗は滅多にありません。
パンジーの開花株は、徒長しかけているものあるので、
あえて11月中頃に未開花株を選んだりもします。
パンジーはビオラと違い、11月に切り戻すと年内開花が難しくなるので、
出来る限り切り戻さなくて良い状態と入荷のタイミングを見極めます。
だから、ビオラのよりもさらに遅く、11月中頃からの入荷予定となります。

いずれにしても、今年はどの色、品種が入荷できるかどうか、
正直わかりません。
予約注文をするとキャンセルはできないのです。
少しでも伸びた株が届いたらイヤなので、私は現物を自分の目で見て
入荷するか否かを決めます。

皆さんが欲しい色のパンジーやビオラを手にしたい気持ちはよくわかります。
でも、気温が低くなるタイミングで、良い株を植えないと
せっかく欲しい色のパンジー・ビオラもきれいに咲かせることが
できず、びょ〜んびょ〜んのだらしない草姿にがっかり〜
ということになってしまうのです。

予約注文した見元さんのビオラで、がっかりされた経験のある方も
きっと多いのではないでしょうか。

そんな訳で、過去に好評だった品種は是非今年も入れたいのですが・・・
何とも言えないのが現状です。
入荷できるか否かもわからないので、お返事のしようがありません。

こんな頑固者の私の考えに共感して下さったお客様は、
どうか当店の入荷まで気長にお待ちください。

待てないと思われた方は、残念ですが、他店で買って頂くしかありません。

それでもいいと思わないと、信念を貫く事はできませんからね。

長い長いお話を最後まで読んで下さったお客様、
それだけでも嬉しいです。

これからも本当に良い物をベストタイミングで提供できるよう頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。

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風散歩


この冬一番の寒さにも強いなんて!?
James>11/20